お知らせ
2025.10.20
【アスベストTYCOON攻略ガイド①】書面調査編:建物を特定せよ!
アスベスト調査シミュレーションゲームの『アスベストTYCOON』。
冒頭を飾る「書面調査」パートで、つまずいていませんか?
「文字ばかりで、読む気になれない!」
「専門用語が難しくて、すでに挫折しそう」
といった声が聞こえてきそうです。
しかし、一見地味に感じる書類調査ですが、その後の調査の要否や適切なアスベストへの対策方法を決める重要なパートを担っています。
本記事では、アスベストTYCOONの「書面調査」の攻略法を、現実のアスベスト調査とリンクさせながら解説していきます。
読み終わる頃には、書面調査パートをスムーズに突破できるようになりますよ。
そもそも書面調査とは?
書面調査とは、建物を解体・改修する前に、新築時や過去の工事でアスベストを含む建材が使われていないかを、設計図書などの資料から確認する調査です。
詳しくは、関連記事をご覧ください。
(関連記事:【アスベスト】書面調査とは?書類のみで、目視検査が不要なケースもある)
アスベストTYCOONでの書面調査とは
ゲーム上での書面調査はクイズ形式での出題となり、プレイヤーは4つの選択肢からアスベストが含まれている可能性のある建築物を回答します。

正解するまで何度でも回答可能ですが、誤答のたびに減点されるため注意が必要です。
アスベストTYCOON書面調査攻略のポイント
アスベストTYCOONの書面調査攻略のポイントは、以下の2点です。
重要なのは着工日!
アスベストの使用状況は、建物の着工日に大きく左右されます。
- 1970年代から1990年頃:
アスベスト含有建材が、最も多く使用されていた時期です。 - 2006年9月1日以降に着工:
この日以降に建てられた建物は、アスベストの使用が全面的に禁止されています。
以上を踏まえ、アスベストが使用されている可能性のある建物を見つけましょう。
ポスターを見逃すな!
ゲーム内の学習エリアには、ヒントとしてポスターが3枚掲示されており、そのうちの1枚は「アスベスト調査の流れ」を解説しています。

焦らずにじっくり読んで、確実に正解の建物を選びましょう。
現実のアスベスト調査とのリンク
現実のアスベスト調査でも、最初に行うのが「書面調査」です。
着工日が重要なのも同様で、書面で着工日が2006年9月1日以降だと確実に証明されれば、その後の目視調査を省略できます。
書面調査で建物の情報を正確に把握することは、後の調査の要否判断や除去作業の効率を高める上で非常に重要です。
『アスベストTYCOON』では「安全な工事は、正確な書面調査から始まる」というプロの基本原則を、ゲームを通じて自然に学べるよう設計されています。
まとめ
アスベストTYCOONの書面調査クイズは、コツさえつかめば確実に正解できます。
現実の書面調査と同様、重要なのは着工日です。
各選択肢の着工日をよく見比べて、ゲーム内のポスターも参考に正解を選びましょう。
次回のアスベストTYCOON攻略記事は、目視調査編です。
まだプレイしていない方は、公式サイトをチェックしてぜひ遊んでみてください。